2025.4.22
建機や重機のよくある修理。オイル漏れや油漏れについて

埼玉県熊谷市にございます建機や重機の修理専門店、彩重機エンジニアリングに一番ご依頼が多いものがこのオイル漏れや油漏れの修理依頼です。今回はよくあるオイル漏れや油漏れする箇所をご紹介し日頃の運行前点検に役立ててみてください。

建機や重機はオイルや油で出来ている

建機や重機はオイルや油で出来ている。
と言っても過言ではないほど、要所要所は勿論の事各所にオイルや油が用いられています。

曲がる所、伸び縮みするところ、廻る所など動き有る箇所にオイルと油ありです。
それでは、その箇所を具体的にご紹介してまいりますので日頃の運行前点検や、ちょっと動きが悪いな…と感じたときに見てみると故障の早期発見となり簡易な修理やスムーズな修理が可能となります。

油圧シリンダーからのオイル漏れ

建機や重機の修理でかなりの頻度を誇るのがこちらの油圧シリンダーからのオイル漏れです。
油圧シリンダーはユンボ・フォークリフト・ダンプなど色々な機種に使われ土砂の採掘や建材や資材の運搬、整地、スクラップ、草刈りなどありとあらゆる仕事の根幹となっております。

故障してしまう原因としてパッキンの経年劣化による摩耗でそこからオイル漏れしたり、ホースの亀裂やひび割れからオイル漏れ、物理的にぶつかったりしたときの衝撃による油圧ラインの損傷によるオイル漏れなどがあります。

対策としてはご自身たちで常日頃から目視確認を行う事、これくらいなら大丈夫と高を括らないことが重要です。

面倒な場合は定期的に出張メンテナンスを私共のような建機や重機の修理業者に依頼をすると未然の大事故を防ぐことが可能です。

更に深堀りいたしますと、シリンダーロッドの傷、サビ曲がりによりシールを傷つけるケースもオイル漏れの原因として挙げられます。
その場合シリンダー再メッキ、シリンダー修理、経済的な高品質の再生品(リビルト品)交換などの修理対応も弊社でしたらいつでも可能です。

エンジンからのオイル漏れ

建機や重機のオイル漏れ油漏れで油圧シリンダーからのオイル漏れの次に多いのが、こちらのエンジンからのオイル漏れではないでしょうか。

原因としては経年劣化による各所のパーツ摩耗や破損が原因として挙げられます。
具体的にはガスケット・パッキン・ピストンリング・バルブシールなどの摩耗や破損が原因となります。

対応策としてはオイル漏れする前に定期的に新品と交換する事が第一です。
他にはオイルの漏れ止め剤と使ったり、粘度の高いエンジンオイルを採用するのも一つの手ですが先に挙げた部品は必ず摩耗や破損をするので、そうなる前の交換がお勧めです。

走行モーター、旋回モーターからのオイル漏れ

走行モーターや旋回モーターの周りにはカバーが付けられている事が多い為、そこに土や粉じん、異物などがたまりホースを劣化・腐食させそこからオイル漏れ…。

のようなケースをお見受けいたします。

対応策としては定期的にカバーを開け、土や粉じん、異物などをしっかりと洗い流す事。
たったそれだけの手間でオイル漏れ修理にならなくて済みます。

高額になりがちな箇所ですので、定期的なメンテナンスや洗浄を私共のような建機や重機の修理業者に依頼をすると高額な修理費用が掛からず宜しいと思います。

まとめ

他にも細かい事をあげれば、ホース・スイベル・コンロールバルブなどありとあらゆる箇所からオイル漏れや油漏れの可能性があります。

ご自身たちで毎回点検、メンテナンス、洗浄、早めのパーツ交換が出来ればいいですがキツい仕事の毎日の中では正直無理だと感じています。

極端に言えばオイル漏れや油漏れの原因は全てパッキンなど消耗品の劣化によるものと言って過言ではありませんので、少しでもオイルの滲みがあったらオイル漏れ修理をすることをお勧めします。

大事な現場で建機や重機が動かなくなってしまい現場を飛ばしてしまった、工期を大幅に遅らせてしまったら目も当てられません。

もし不安を感じて今、この記事に辿り着いたあなたさまはお気軽に彩重機エンジニアリングまで建機や重機の点検、メンテナンスの御相談をいただければ幸いです。