before
修理前は、シリンダーのシール類が劣化し、作業時にオイルがにじむ・垂れる状態でした。特にピストンロッド部分にオイル汚れが付着しやすく、作業現場でも「油がポタポタ落ちてきて困る」という状況だったそうです。油圧ショベルの場合、油漏れを放置すると油量低下による動作不良や、他の部品へのダメージにつながる可能性が非常に高く、稼働中のトラブルは重大事故にも直結しかねません。
こうしたリスクを回避するためにも、早めの修理依頼は欠かせません。定期的なメンテナンスや不具合の兆候を見逃さず、部品の交換やオーバーホールを行うことで、機械の稼働率と安全性を大きく向上させることができます。
after
修理後は、シリンダー内部のシールやパッキンを含めた消耗部品をすべて交換し、ロッドやチューブも点検・研磨を行ったため、油漏れは一切見られなくなりました。外観的にも、余分なオイル汚れがなくなりスッキリとした印象です。もちろん、動作時の油圧も正規の数値に戻り、作業効率や安全性が格段にアップしました。
今回の修理は部品の取り寄せやオーバーホール作業を含め、約2日ほどで完了しています(※部品の在庫状況によって異なる場合があります)。スムーズな工程管理で無駄な時間を最小限に抑え、現場への影響を少なくできたことも、お客様にご好評いただきました。
ご依頼背景
長年の現場作業で酷使されていたコマツ製油圧ショベル「PC78UU-6E0」ですが、稼働中に全てのシリンダー付近からの油漏れが発生し始めたとのご相談をいただきました。油漏れが起こると、作業時のパワー低下や動作不良だけでなく、周囲の環境汚染や重大事故のリスクも高まります。現場担当者様は「大切な稼働日に限ってマシンが使えなくなるのでは」と不安を抱えており、現場がストップしてしまう恐れに頭を悩ませておられました。
シリンダーをオーバーホールすることで、このようなトラブルを根本的に解決し、安全性と作業効率の向上を図ることができます。「たとえ大きな修理でも、しっかりと直してまた安心して使いたい」というオーナー様のご希望に応える形で、当社が全シリンダー(アームシリンダー、バケットシリンダー、オフセットシリンダー、バケットシリンダー)の修理とオーバーホールを担当いたしました。埼玉県飯能市のK様いつもご依頼頂きありがとう御座います。
大切な油圧ショベルのシリンダーからオイルが漏れ始めると、稼働効率はもちろん、安全面も大きく脅かされます。早めに修理やオーバーホールを行うことで、機械をベストな状態に保ち、現場作業のスムーズな進行を確保できます。
もし「最近動きが鈍い」「油漏れが気になる」など、不安な点がございましたら、どうぞお気軽にご相談ください。私たちは長年の経験と技術力を活かし、迅速かつ丁寧な修理を心がけております。ご相談・お問い合わせは、お電話・メール・DM などお好みの方法で承っております。「このまま使い続けて大丈夫かな?」という小さな疑問からでも、ぜひ一度お問い合わせいただければ幸いです。
建設機械の修理でお困りの際は、ぜひ当社にお声かけください。熟練スタッフが徹底した点検・修理を行い、機械をしっかりサポートいたします。お客様の大切な機械を長く安全に使っていただくため、全力でお手伝いさせていただきます。