株式会社 彩重機エンジニアリング
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repair case
修理事例

日立製ZX350H-3 タービンASSY交換、出張修理事例

before
修理前のターボチャージャー周辺を確認したところ、排気ポート付近に煤(すす)の蓄積やオイル汚れが顕著に見受けられました。加えて、エンジンを回した際に黒煙が多く出るなど、明らかにタービンの機能が低下している兆候が確認できます。このまま放置すると、エンジン内部の燃焼効率が大きく損なわれ、さらなるトラブルや重大な故障を引き起こしかねません。

しかし、タービンを早めに交換・整備することで、エンジン本来のパワーを取り戻し、長期的に安定した稼働を維持できるようになります。出張修理であれば、機械をわざわざ工場へ搬送する手間やコストを大幅に削減し、ダウンタイムを最小限に抑えられる点も大きなメリットです。
after
新品のタービンASSYを取り付けた後は、エンジンのレスポンスが目に見えて改善しました。以前は重たく感じられたアクセル操作も軽やかになり、黒煙の発生が抑えられたことで現場環境にも配慮できる状態に戻っています。外観上も排気ポート周辺の汚れが除去され、整備直後ならではの清潔感が生まれました。

施工期間は、部品取り寄せから最終調整までおよそ2日(※在庫状況や現場条件によって変動)で完了。出張修理で現場に直接伺ったため、重機の長期離脱を回避できたこともお客様から大変好評をいただきました。

ご依頼背景

今回お客様からご相談をいただいたのは、日立製油圧ショベル「ZX350H-3」です。長年の稼働によりエンジンパワーの低下や黒煙の増加が目立つようになり、特に重負荷作業時に「回転が上がりづらい」といった症状が気になるとのことでした。

現場の作業効率やエンジンへの負荷を考えると、ターボチャージャー(タービン)の不具合が疑われる状況です。万が一、このまま使用を続けると、燃費の悪化やさらなる部品のダメージにつながるリスクがあります。「すぐにでも修理して、作業を止めたくない」というオーナー様の要望を受け、当社の出張修理サービスをご利用いただく形となりました。

タービン(ターボチャージャー)はエンジン性能を左右する重要な部品です。もし「パワーが落ちてきた」「黒煙が多くなった」と感じた場合、タービンの不調が原因かもしれません。今回のように早めに交換することで、機械本来の力を取り戻し、長期間にわたって安定した稼働を続けることができます。

当社では、日立製ZXシリーズを含む各種油圧ショベルの出張修理にも対応しております。豊富な経験と技術力を備えたスタッフが現場に赴き、最短時間で最適な修理を実施いたします。気になる症状やご不明点がありましたら、まずはお気軽にご相談ください。お問い合わせは、お電話・メール・DM など、どの方法でも受け付けております。皆様の大切な機械を万全の状態に保つため、ぜひ当社のサービスをご活用ください。

修理内容詳細

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