コベルコSK135SR エアコン風向切り替え不良

before

エアコン風向切り替え装置です。
この装置のモーターが焼けてしまい、機能しなくなってしまったことが今回の故障の原因かと思われます。

after

風向切り替え装置の交換が完了し、無事作業が完了しました！
ASSYを用いることで最短時間で作業を終わらせることができました。

ご依頼背景

こんにちは、彩重機エンジニアリングです！

今回は東京都中央区銀座への出張修理の様子をお届けします。

依頼があったのは、KOBELCO SK135SR。「前から風を出して顔に当てたいのに、風向切り替えができない」とご連絡いただきました。

真夏の解体現場で、エアコンの不調はかなり辛いですよね……。

早速修理に取り掛かっていきます！

今回は出張修理で1日で確実に終わらせてほしい！と、先方からのご要望がありました。

しかし、トラブルシューティングしても原因の特定ができていません。そんな時にはASSY！

ちなみにASSY（＝アッセンブリ）とは、ひとまとまりになっている部品のこと。今回のように原因の特定ができていない場合や、1つだけの部品を交換することが困難な場合に用います。

費用はかさんでしまう場合もありますが、原因の追求をしなくていいので作業時間の短縮になります。

したがって、現場の都合も加味してASSYを用いて、エアコンを修理していきます！

時間に追われがちな現場での出張修理も、ASSYや再生品（リビルド品）を用いることで時短が可能になります。

もちろん時短が全てではなく、修理費用との兼ね合いもありますので、事前にしっかり相談しましょう！

エアコンはもちろん、エンジンや電装系の修理も彩重機にお任せください！

弊社のメカニックは年間300台以上の修理を担当しています。メーカーやモデルを問わず、様々な機械の修理・点検が可能です。関東圏内はもちろん、長野・山梨・福島など関東近郊への出張修理も対応しております。

重機のお困りごとは、ぜひ彩重機エンジニアリングへご相談ください。

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オペシート取り外し、操作レバーずらし、ハーネス外しなどキャビンの中を分解していくと、オペシートの下にエアコンユニットが見えてきます。
この中に風向切り替え装置があります。
風向切り替え装置のドアに大きなガラス片が挟まっていました。
このガラス片のせいでドアが動かず、風向切り替え装置のモーターが焼けてしまったことが、今回の故障の原因かと思われます。
エアコンの修理ということで、ついでにだいぶ汚れていたエアコンフィルターも交換です！
これでより快適に作業できるようになることでしょう……！
オイルだけでなく、エアコンフィルターも定期的な交換を忘れないようにしましょう。