株式会社 彩重機エンジニアリング
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repair case
修理事例

クボタU-10 油圧ホース油漏れ交換修理

before
ホースを加締めている部分から、じわじわと油が漏れています。
油圧ホースの油漏れはさまざまな重大リスクを抱えています。噴出していた油が傷口にかかると壊死・感染・切断のリスクがありますし、火災や転倒事故なども発生しかねません。海外では死亡事例もあるようです。
after
新しく作成したホースを取り付けて作業完了です。
新しいホースを取り付け、作業完了です。
これでまた安心して現場で機械を動かせますね。

ご依頼背景

ホースのオイル漏れの原因とは?

こんにちは、彩重機エンジニアリングです。

本日は、クボタU-10のアームシリンダー(ヘッド側)の油圧ホースからの油漏れの修理事例をご紹介します。増し締めしても、油漏れが止まらないとのことです。

さて、油圧ホースの油漏れの原因ですが、

  • ・使用や直射日光・温度変化による経年劣化
  • ・他部材や他ホースに接触して外装が削れてしまう
  • ・ホース取付時のねじれ
  • ・継手部分の破損や劣化

などが挙げられます。経年劣化は避けられないところではありますが、定期的なメンテナンスが重要になってきます。メンテナンスを怠ると現場が止まってしまう、なんてことも……。

というわけで、早速修理に取り掛かってまいります!

【修理の内容】

油漏れは即修理が鉄則!

アームのホースからの油漏れでしたが、このホースはコントロールバルブまで伸びているようです。足元のカバーを外して内部を見てみます。

しかし、足元のカバーを止めているボルトが腐食しており、これを外すのに一苦労。プラスドライバーやショックドライバーを駆使して、なんとか折損させることなくカバーを外せました。

その後、やっと本題のホース作成に取り掛かれました。手順としては以下の通りです。

  1. ホースを取り外し、同じ長さのホースを切り出す。
  2. ホースに適合する継手をはめて、加締機で圧着させる。
  3. 新しく作成したホースを取り付ける。

手順は至ってシンプルですが、適合するホースや継手を間違えると、故障や油漏れの原因に。

最後に、油が漏れていないか確認を行い、カバーを元に戻して作業完了です。

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修理内容詳細

  • カバーを止めていたサビついているボルトです。
    これと同じような状態のボルト9箇所と格闘しました……。
  • 古いホースを新しく作成したホースを並べてみました。
    向かって左が古いもの、右側が新しいものです。
  • 少しわかりづらいですが、新しいホースをコントロールバルブに取り付けました。
    この時、ホースがねじれないように気をつけて取り付けていきます。
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