株式会社 彩重機エンジニアリング
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repair case
修理事例

住友SH200-5 アーム先端ガタ出張修理

before
修理前のアーム先端のブッシュの様子です。グリスでギットギトです。
after
修理後のブッシュの様子です。ダストシールも取り付けました。
修理後のブッシュの様子です。ダストシールも取り付け、見違えるように綺麗になりました。

ご依頼背景

「1日に何回もグリスを差しても足りないんです。」

こんにちは、彩重機エンジニアリングです!

本日は、住友建機の油圧ショベル・SH200-5の出張修理の様子をお届けします。アーム先端のガタが酷く、1日に複数回グリスを差しても足りないとのこと。今回の修理の2ヶ月前に、Hリンクとピンのみ交換したそうですが……。

また、この機械はスケルトンバケットを使用してコンクリートガラの選別作業をするとのこと。バケットを揺さぶるので、当然通常の使い方に比べたら摩耗が激しくなってしまいます。

では、早速作業を始めていきます。

【修理の内容】

過去のブッシュ交換の影響が!

《手順》

  1. バケットを外し、グリスを綺麗に拭き取る。
  2. ブッシュを抜く。
  3. 新しいブッシュを入れる前にHリンクの中を磨く。
  4. ブッシュを圧入し、ダストシールを取り付ける。
  5. 新しいピンを取り付ける。シム調整・グリス給油して作業完了。

この手順2のブッシュを抜くのに大変苦労しました。過去にブッシュ交換修理を行なっていたようで、ガスで本体まで傷がついていました。バリ取りをせずにブッシュを圧入すると、次回交換の際が大変です。次回の修理依頼が彩重機でなかったとしても、同業者の方が快適に作業できるよう丁寧に修理します。

【同じようなお悩みの方へ】

ピンとブッシュの交換はセットで行いましょう。

さて、「2ヶ月前にHリンクとピンのみ交換した」と前述しましたが、なぜこれが問題なのでしょうか。

Hリンクのピンとブッシュは、対で擦れ合いながら摩耗する部品です。片方だけ新品にすると、残った摩耗面が“砥石”となり新品側を急速に削り、すきまや同軸度が崩れてガタが再発します。シール不良による給脂不足も招くため、基本はピン+ブッシュ(+シール)同時交換をおすすめします。

今回のように、修理に出して直った〜!と思ったらまた修理が必要なんてことを避けるためにも、修理業者の見極めが大事になってきます。我々も、皆さまに信頼していただけるように努めてまいります。ご不安なことやご質問は、なんでもご相談くださいませ。

重機に関するお悩みは、なんでもお気軽にご相談ください!

彩重機では、メーカーやモデルを問わず、様々な重機・建設機械の修理・点検が可能です。

関東圏内はもちろん、長野・山梨・福島など関東近郊への出張修理も対応しております。

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修理内容詳細

  • 2ヶ月前に新品に交換したとは思えないピンの様子です。
  • ガスで加工し、棒で叩きながらブッシュを抜いていきます。アーム本体を傷つけないように、細心の注意を払いながら作業を進めます。
  • 過去に行ったブッシュ交換で、ガスで本体が傷つけられてしまっています。これのせいで、ブッシュを抜くのに大変苦労しました。
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