株式会社 彩重機エンジニアリング
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repair case
修理事例

前田製作所HF090-3 油圧ホース油漏れ&電気系統エラー出張修理

before
燃えてしまった旋回体です。出火原因は不明ですが、グリスやほこりがかなり溜まっているのがわかります。すぐに消火できたようなので、配線等は完全には燃えていませんでしたが、大火事につながりかねない危険な状態です。
after
前田製作所HF090-3の配線の修理が完了しました。
無事に配線の繋ぎ直しが完了し、カバーを取り付けて作業完了です。グリスやほこりもある程度綺麗にしました。

ご依頼背景

こんにちは、彩重機エンジニアリングです。

本日は、前田製作所の高所作業車・HF090-3の出張修理の様子をお届けします。こちらの高所作業車でガス切断作業をしていたところ、旋回体が燃えてしまったとのことです。怪我をした方はいなかったそうなので、そこはよかったです。出火原因まではわかりませんでしたが、燃えてしまったところは古いグリスなどが溜まっており、引火しやすくなっていました。

【修理方法】

  1. 燃えてしまった油圧ホースを作成し、組み付ける。
  2. 配線の修理に取り掛かります。1本1本解けてしまった配線をつなぎ直して絶縁する。
  3. 被覆つきのスリーブを使い、配線をつなぎ合わせる。
  4. ギボシ端子を使用し、つなぎ直す。
  5. 配線の繋ぎ直しが完了したら、配線を束ね、ジャバラのカバーで集合配線を養生し、絶縁テープを巻く。
  6. カバー類を取り付け、作業完了。

【同じようなお悩みの方へ】

配線が燃えてしまうというのはかなりレアケースです。怪我人もなく、被害が最小限に収まったことは不幸中の幸いではあります。

今回のように火を使う作業環境の場合は、隙間にグリスやほこりが溜まっていないか、油漏れがないかなど、引火の原因がないか確認するようにしましょう。油漏れなら即修理ですが、グリスやほこりの除去は、修理の知識がなくてもできると思いますので、ぜひお持ちの機械も確認してみてくださいね。

電装系の修理も彩重機におまかせください!

詳細説明

  • 修理後のスイベルジョイント側のホースです。
  • こちらは修理後のコントロールバルブ側のホースです。
  • 続いて配線の修理です。カバーは燃えて解けてしまっています。
  • 集合配線を解くと、被覆が溶けており、銅線が剥き出しになってしまっていることがわかりました。
  • 1本1本溶けてしまった配線をつなぎ直し、絶縁します。
  • 配線のビフォーアフターです。
  • 被覆付きのスリーブを使い、繋ぎ合わせます。
  • 二股に分かれている配線も、ギボシ端子で繋ぎ合わせます。
  • 絶縁テープで覆う前に、配線を束ねます。
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